PREGNANCY

産後のママの食事ポイントは?忙しくてもできる栄養レシピ

生まれたばかりの赤ちゃんとの生活は幸せいっぱい♪ でも出産の疲れや不規則な生活で、ママとしてのスタートは想像以上に大変ですよね。自分のことまで気が回らなかったり、食事の準備が負担だったり…。そんな忙しいママを応援する、時短でできる栄養レシピのアイデアをご紹介します。

産後ママの食事は大切!

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忙しいとつい後回しになりがちなママの食事。でも出産後のカラダの回復や育児のための体力づくりには、きちんと食事をとることが不可欠です。また、母乳育児のママは、さらにエネルギーが必要です。1日3食、主食を中心とした食事でしっかりエネルギーや栄養素を摂取できるようにしましょう。

産後のママに必要な栄養素って?

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産後、授乳中のママは妊娠前と比べてどのくらいの栄養素が必要になるかという目安が、厚生労働省によって授乳婦の食事摂取基準として定められています。授乳中のママは、エネルギーやたんぱく質をはじめ、鉄や亜鉛などのミネラル、ビタミンC、ビタミンB群などさまざまな栄養素が妊娠前に比べて多く必要です。

1日3食の食事では、緑黄色野菜や海藻類、魚や乳製品などいろいろな食材を取り入れ、栄養素を摂取できるように心がけましょう。

育児で精一杯…そんなママを助ける時短レシピ

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食事が大切だとわかっていても、育児中に料理に時間をかけることは難しいですよね。

そんなときに味方になってくれる時短レシピ食材をご紹介します♪

産後にピッタリ「サバ缶炊き込みごはん」

そのまま食べても、調理に使ってもよしな万能食材は「サバ缶」です。サバの栄養素を逃さず詰め込んだ缶詰は、たんぱく質やビタミン、ミネラルが豊富! 生のサバよりも缶詰のほうが栄養価が高いんです◎


<材料>
米…2合
サバ水煮缶…1缶
トマト…1個
水…適量


<作り方>

材料をすべて炊飯器に入れ、スイッチを押すだけ!

手間なく栄養たっぷりな炊き込みごはんが出来上がります。お好みでだし用の昆布やにんじん、しいたけなどの具材をプラスしても◎ 大葉やごま、のりなどを添えるとさらに栄養価がアップします。

サバ缶の旨みとトマトの旨みがあるので、味付けなしでもおいしく炊きあがります。濃い味がお好みの方は、酒としょうゆを2:1の割合で追加してください。量はお好みで調整してくださいね。

その他にもサバ缶はアレンジ自在◎ パスタや炊き込みごはん、サラダや和え物などに使ってもいいですね。サバのみそ煮缶はカット野菜と合わせてサッと炒めるだけで、味付けまでばっちりです。

そのまま食べられる! おすすめ食材

料理をする時間すら取れないときもありますよね。家事や育児の合間にそのままパクリとつまめる栄養満点の食材をご紹介します。

カルシウムが摂りたいときには、小魚や桜えびなど骨ごと、殻ごと食べられる食材が◎ ごまや韓国のり、ごま油と合わせて和えたら、ごはんにぴったりなふりかけの出来上がりです♪

鉄が摂りたいときには、プルーンやレーズン、アプリコットやいちじくなどのドライフルーツがよいでしょう。鉄だけでなく、食物繊維も豊富に含まれています。賞味期限が長く、常備しておけるのも嬉しいポイントです。

サラダチキンは手間なくたんぱく質が摂れる優秀食材。
鉄分が豊富なひじきや、ビタミンを含むカット野菜などと合わせれば、栄養豊富なサラダが手軽に作れます。 野菜に含まれるビタミンCが鉄の吸収を高めてくれるので、パプリカやブロッコリーなどビタミンCの多い野菜を選ぶのがおすすめです。

さいごに

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産後は赤ちゃんが優先の生活になりますが、ママのココロとカラダの健康も大切です。栄養たっぷりの食事はきっとママを支えてくれるはず。そのまま食べられる食材や時短レシピ、作り置きおかずを上手に活用して、今しかない赤ちゃんとの大切な時間を楽しんでくださいね。


サムネイル:natashamam / PIXTA

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