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【医師監修】発熱したときの保冷剤を当てる場所と正しい使い方
発熱時、保冷剤は体のどこに当てるのが効果的なのでしょうか。正しい場所や使い方を、医師・森田麻里子先生が解説! 保冷剤はほてった身体を少しラクにしてくれますが、風邪の原因を対処するものではありません。子供がぐったりしているときは病院を受診しましょう。
保冷剤を当てるのは「おでこ」ではなかった!
保冷剤はおでこに当てるのではなく、「太い血管が通る場所」に当てるのが効果的です。
では、実際にはどの場所に当てるべきなのでしょうか?
保冷剤を当てる場所① 首の左右
首には太い血管が通っています。首を冷やすと効果的に身体の冷やしてくれます。保冷剤をバンダナなどで包み、首の左右に交互に当てましょう。
保冷剤を当てる場所② 脇の下
脇の下も有効です。保冷剤をバンダナなどの真ん中に置いて、両端が長くなるように包みます。そのまま保冷剤の部分を脇の下に当て、バンダナの両端を結ぶとよいですよ。
保冷剤を当てる場所③ 足の付け根
足の付け根にも大きな血管が通っています。脇の下のときと同じように、保冷剤を足の付け根に当て、両端で軽く縛って固定しましょう。
保冷剤には解熱作用はなし。ぐったりしているときは病院へ!
保冷剤で身体を冷やすことはできるかもしれませんが、病原菌などの根本原因を解決できるわけではありません。根本的な解熱効果はありません。
ぐったりとしたり、症状が悪化しているようなときは、すみやかに医師の診察を受けてくださいね。
出演 : julia oki さん @juliaokijulia
監修 : 医師 / Child Health Labo代表 森田麻里子先生
ライター:あだちあやか