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冬に上がりがちなガス代を節約したい!簡単省エネ術

冬になると高くなりがちなガス代。少しでも節約、省エネできたら嬉しいですよね。ガス代に直結するお風呂&洗面所編とキッチン編に分けて、おうちで簡単にできる節約のコツをご紹介します。ガスコンロやガス給湯器を使っている家庭は必見◎

りん

▼目次

1. お風呂&洗面所のガス代節約術

naka / PIXTA

お湯が沸いたらすぐ入る。時間をあけずに入る

お風呂の追い炊きや自動保温は便利な機能ですが、それだけエネルギーがかかります。一度湯船を沸かしたら、できるだけ短時間に家族全員がお風呂をすませることが、なによりの節約につながります。

冬場はお湯の温度が下がるのは速いです。2時間経過すると3度下がるというデータも。

家族全員風呂の日を作って、みんなで一緒に入っているご家庭も。家庭円満につながるコミュニケーションタイムにもなっているようです♡

フタ+保温シートで湯温を下がりにくくする

湯船にフタをするだけでも、温度の下がり具合が2~3倍遅くなるというデータがあります。保温シートをお湯の上に直接載せれば、効果はさらにアップ。保温シートは100円ショップでも手に入りますよ!

お風呂のお湯を冷めにくくするアイテムを活用する

後藤/Amazon

2つ穴浴槽専用ですが、ガス代が節約できる省エネ大賞も受賞したことがあるアイテム。浴槽内の2つの穴のうち、下の穴に差し込むだけで、冷めたお湯が戻ってくるのを防ぎ、沸かした時の温度を長時間保つことができるそうです。

シャワーの出しっぱなしをやめる

シャワーを1分間流しっぱなしにすると約12リットルのお湯が出ていることに。家族3人がそれぞれ5分使うと180リットル。これは浴槽1杯分に相当します。ガス給湯器を使っている家庭は、お湯を温めるのにガスが使われています。ぜひ意識して出しっぱなしを止めたいところですね。

2. キッチンのガス代節約術

プラナ / PIXTA

ガスコンロは中火が1番省エネ

ガスコンロを使うときの火加減は、中火が一番経済的だと言われています。ガスコンロで料理をするときは、できるだけ中火を心掛けましょう。

コンロは続けて使うと経済的

ガスのコンロが2つ以上ある場合、一度使ったコンロをもう再度利用すれば、コンロ自体が温まる時間を削減できます。もう一方のコンロに新たに火をつけるよりもガス代を節約することができます。

お湯を沸かすときは水からではなく、給湯器と併用で

お湯を沸かすときは、水から沸かすよりも給湯器のぬるま湯から沸かす方がガスの使用量が少なく経済的です。

鍋についた水分は拭いてから火にかける。鍋底が平らで大きなものが経済的

鍋底に水がついていると、水滴を蒸発させるために熱効率が悪くなり、余計にガスを使うことになります。また、鍋底が平らで広いものの方が熱伝導率が高く、ガス代の節約につながります。

下ごしらえはレンジを活用

野菜の下ゆでや油揚げの油抜きなどの下ごしらえはぜひレンジを利用しましょう。ガスコンロで調理するより省エネで、調理時間の短縮にもつながります。レシピサイトやレシピ本にもよく載っているレンチンレシピを活用するのもいいですね。

圧力鍋や無加水鍋を利用する

圧力鍋や無加水鍋は熱効率が良く、ガスの火を止めた後でも調理できる優れものです

パール金属(PEARL METAL)/Amazon

沸騰したら火を止めてそのまま放置で、スパゲッティーやシチューなどができるので忙しいママにはおすすめです。

家にあるもので保温調理

圧力鍋がおうちになくても、煮込み料理などはおうちにあるもので保温調理可能です。 普通の鍋に材料を入れ、沸騰させて少し煮込んだら火を止めます。その後すぐに毛布などの厚手の布でしっかり包みしょう。そのまま30分程度置いておけばしっかり味もしみてやわらかくなっていますよ。

新聞紙でも代用できますよ!

同じ鍋で2つ以上のレシピを作る

同じ鍋で同時に別の食材を調理するのもガス代の節約になります。例えばパスタを茹でながら同じ鍋で野菜を茹でたり、一度食材を茹でたお湯を使いまわしたり。アクの出ない食材から茹でるのがポイントです。

食器洗いでは湯沸かし器の温度を低めに設定。茹で汁も活用して

食器洗いもなるべく、少ない水量、低い温度で洗いましょう。ボウルなどに浸け置き洗いするのがなによりも大切です。麺類などの茹で汁はでんぷん質が溶け出していて、油を吸着する働きがあるそうです。油汚れの食器のつけ置き洗いには茹で汁をぜひ活用してみて。

3. 給湯器の見直しでガス代節約

ABC / PIXTA

家庭のエネルギー消費の中で「お湯を作る」エネルギーが占める割合は、約3割。給湯器そのものの見直しからできるといいですね。

最近では、エコキュートやエコジョーズなど省エネ性能を上げたものが出ています。こういったものに変えると、13%以上の省エネになるというデータもあるようです。

持ち家の方やこれからマイホーム購入、リフォームなどを検討している方は、ぜひ給湯器にも注目してみてくださいね。

おわりに

節約は、「こうしなければならない」と捉えないことが大事。日々の暮らしの中でごく当たり前にできることとして、できる範囲のことから始めれば、省エネ生活は実に理にかなった賢い暮らし! 地球に優しい、お財布にも優しいライフスタイルに興味を持っていただけたら嬉しいです。

サムネイル:Fast&Slow / PIXTA

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