BABY & KIDS
1歳11ヵ月「断乳」を決意!あだち家、涙の断乳チャレンジ体験談【前編】
いずれは必ず訪れる、子どもがおっぱいから離れる日…。断乳や卒乳に悩むママたちへ、我が家が全員で泣いて、2度も失敗しながらも乗り切った断乳チャレンジの体験談をお届け!どうやって断乳に成功したのかをご紹介します。
いつかは訪れる、おっぱいとさよならする日
ママたちみんなが必ず通る授乳期。完全母乳のママも、混合のママも、完全ミルクのママも、寝不足になりながらも愛する我が子に栄養を与えるべく奮闘してきたと思います。
娘が4ヵ月のときにわたしの母乳の出が悪くなり、完全母乳からミルクとの混合育児に切り替えました。
3時間おきに起きて母乳とミルクを飲ませ、寝不足でフラフラ。それでもおいしそうにおっぱいや哺乳瓶に吸い付く娘の顔を見るたびに、幸せな気持ちになりました。
特におっぱいをあげているときは、「母親の特権だな」と思いながら幸福に浸っていたものです。
しかし、子どもはずっとおっぱいを吸って生きていくわけではありません。おっぱいとさよならしなければならない日が、「必ず」やってくるのです。
おっぱいは、いつやめるべきなのか
子どもが自然とおっぱいを欲しがらなくなるのを待ってちゃダメ?
いずれはおっぱいからさよならする日が来るのだから、わたしは娘本人が「いーらない!」とおっぱいを必要としない日まで吸わせておこうと考えていました。
が、しかし、周りが意外と口出しをするんです。
実父、義母、親戚、ママ友、ご近所さん…。「まだおっぱい吸ってるの?」「え?まだおっぱいあげてるの?」「ごはん食べなくなるよ?」「虫歯になるのに」「子どもがかわいそうよ」などなど。
「わたしはわたし、我が家は我が家」と思ってはいましたが、何度も周りから指摘されると「そろそろおっぱい卒業させなきゃいけないのかな?」と不安になってきました。
そもそもおっぱいって「いつ」やめるべきなんでしょうか? いつまでにやめなきゃならないって決められているのでしょうか?
「断乳」と「卒乳」
おっぱいを辞めることを表す言葉に「断乳」と「卒乳」があるのはご存知ですか?
一般的に、親のタイミングでおっぱいを辞めさせることを「断乳」、赤ちゃんのタイミングで辞めること(赤ちゃん自身が必要としなくなること)を「卒乳」と呼びます。
卒乳という言葉があることにわたしは勇気づけられていました。あだち家は「卒乳」を目指してるからこのままでいいんだ! と改めて思い直したのです。
ただ、このとき、わたしのおっぱいから母乳はまったく出ていませんでした。
知らず知らずのうちに1度目の断乳に「失敗」をしていた…?
母乳が出ていないのにおっぱいをくわえさせていた
「卒乳」を目指しているからこのままでいい、と思っていた矢先、大学時代の友人が子どもを連れて遊びにきました。
子育てについて話が盛り上がっていたときに、ふと断乳の話になったのです。
友人は、仕事に復帰するタイミングで断乳すると言うのです。そしてわたしに
「おっぱいまだ出てるの?」と尋ねました。
「4ヵ月頃から出なくなってきて、1歳頃には完全に止まったかなー」と何気なく答えたわたしに、友人はとても驚いた顔でこう言ったのです。
「え!? 母乳が出てないのにおっぱいあげてるの? なんで? 吸ってる意味がないし、娘ちゃんがかわいそうだよ! 歯並び悪くなっちゃうよ 」
さらに友人はこう続けました。
「それ、タイミング逃したんだよ。断乳失敗しちゃったんだよ。」と。
わたしはおかしいの? おっぱいを欲しがる娘におっぱいを吸わせることがかわいそう…? モヤモヤした気持ちが膨らむと同時に、友人の言葉が心に深く刺さりました。「失敗しちゃった」の…?
さらにネットの情報に落ち込む
わたしは断乳に失敗していたのか、娘にかわいそうな思いをさせていたのか、一度考え始めたらそのことが頭から離れません。きっとどこかにわたしと同じ考えのママもいるはずだ、とネットで検索することにしました。
しかしネットの情報はさらにわたしを苦しめました。
「断乳は母親の強い意志がないと失敗する」「母親がきちんと断乳させないと虫歯や歯並び、肥満などに影響がでる」「いつまでも赤ちゃんでいてほしいという母親のエゴだ」など、否定的な意見ばかりが目につきました。
わたしの都合でおっぱいを与えていたのだろうか、娘の意思ではなくわたしが断乳したくなかっただけなのか…。
知らないうちに断乳を「失敗」していたことに対するショックと、娘への申し訳なさ、ママとして失格と言うレッテルを貼られたような感覚に落ち込みました。
1度目はなぜ「失敗」だったのか
もう失敗しないために、1回目はなぜ「失敗」だったのかを考えました。
それは母乳が出なくなっているのに、おっぱいを吸わせていたことでした。
娘は水分も離乳食もしっかりとれていたので母乳は必要ありません。おっぱいを吸うことは、食事として、栄養としてではなく、嗜好品としておしゃぶりがわりになっていたのでしょう。
自分の考えの浅はかさを反省しました。そして、断乳する決意をしたのです!
サムネイル:Ushico / PIXTA
いずれはおっぱいからさよならする日が来るのだから、わたしは娘本人が「いーらない!」とおっぱいを必要としない日まで吸わせておこうと考えていました。
が、しかし、周りが意外と口出しをするんです。
実父、義母、親戚、ママ友、ご近所さん…。「まだおっぱい吸ってるの?」「え?まだおっぱいあげてるの?」「ごはん食べなくなるよ?」「虫歯になるのに」「子どもがかわいそうよ」などなど。
「わたしはわたし、我が家は我が家」と思ってはいましたが、何度も周りから指摘されると「そろそろおっぱい卒業させなきゃいけないのかな?」と不安になってきました。
そもそもおっぱいって「いつ」やめるべきなんでしょうか? いつまでにやめなきゃならないって決められているのでしょうか?
おっぱいを辞めることを表す言葉に「断乳」と「卒乳」があるのはご存知ですか?
一般的に、親のタイミングでおっぱいを辞めさせることを「断乳」、赤ちゃんのタイミングで辞めること(赤ちゃん自身が必要としなくなること)を「卒乳」と呼びます。
卒乳という言葉があることにわたしは勇気づけられていました。あだち家は「卒乳」を目指してるからこのままでいいんだ! と改めて思い直したのです。
ただ、このとき、わたしのおっぱいから母乳はまったく出ていませんでした。
知らず知らずのうちに1度目の断乳に「失敗」をしていた…?
母乳が出ていないのにおっぱいをくわえさせていた
「卒乳」を目指しているからこのままでいい、と思っていた矢先、大学時代の友人が子どもを連れて遊びにきました。
子育てについて話が盛り上がっていたときに、ふと断乳の話になったのです。
友人は、仕事に復帰するタイミングで断乳すると言うのです。そしてわたしに
「おっぱいまだ出てるの?」と尋ねました。
「4ヵ月頃から出なくなってきて、1歳頃には完全に止まったかなー」と何気なく答えたわたしに、友人はとても驚いた顔でこう言ったのです。
「え!? 母乳が出てないのにおっぱいあげてるの? なんで? 吸ってる意味がないし、娘ちゃんがかわいそうだよ! 歯並び悪くなっちゃうよ 」
さらに友人はこう続けました。
「それ、タイミング逃したんだよ。断乳失敗しちゃったんだよ。」と。
わたしはおかしいの? おっぱいを欲しがる娘におっぱいを吸わせることがかわいそう…? モヤモヤした気持ちが膨らむと同時に、友人の言葉が心に深く刺さりました。「失敗しちゃった」の…?
さらにネットの情報に落ち込む
わたしは断乳に失敗していたのか、娘にかわいそうな思いをさせていたのか、一度考え始めたらそのことが頭から離れません。きっとどこかにわたしと同じ考えのママもいるはずだ、とネットで検索することにしました。
しかしネットの情報はさらにわたしを苦しめました。
「断乳は母親の強い意志がないと失敗する」「母親がきちんと断乳させないと虫歯や歯並び、肥満などに影響がでる」「いつまでも赤ちゃんでいてほしいという母親のエゴだ」など、否定的な意見ばかりが目につきました。
わたしの都合でおっぱいを与えていたのだろうか、娘の意思ではなくわたしが断乳したくなかっただけなのか…。
知らないうちに断乳を「失敗」していたことに対するショックと、娘への申し訳なさ、ママとして失格と言うレッテルを貼られたような感覚に落ち込みました。
1度目はなぜ「失敗」だったのか
もう失敗しないために、1回目はなぜ「失敗」だったのかを考えました。
それは母乳が出なくなっているのに、おっぱいを吸わせていたことでした。
娘は水分も離乳食もしっかりとれていたので母乳は必要ありません。おっぱいを吸うことは、食事として、栄養としてではなく、嗜好品としておしゃぶりがわりになっていたのでしょう。
自分の考えの浅はかさを反省しました。そして、断乳する決意をしたのです!
サムネイル:Ushico / PIXTA
「卒乳」を目指しているからこのままでいい、と思っていた矢先、大学時代の友人が子どもを連れて遊びにきました。
子育てについて話が盛り上がっていたときに、ふと断乳の話になったのです。
友人は、仕事に復帰するタイミングで断乳すると言うのです。そしてわたしに
「おっぱいまだ出てるの?」と尋ねました。
「4ヵ月頃から出なくなってきて、1歳頃には完全に止まったかなー」と何気なく答えたわたしに、友人はとても驚いた顔でこう言ったのです。
「え!? 母乳が出てないのにおっぱいあげてるの? なんで? 吸ってる意味がないし、娘ちゃんがかわいそうだよ! 歯並び悪くなっちゃうよ 」
さらに友人はこう続けました。
「それ、タイミング逃したんだよ。断乳失敗しちゃったんだよ。」と。
わたしはおかしいの? おっぱいを欲しがる娘におっぱいを吸わせることがかわいそう…? モヤモヤした気持ちが膨らむと同時に、友人の言葉が心に深く刺さりました。「失敗しちゃった」の…?
わたしは断乳に失敗していたのか、娘にかわいそうな思いをさせていたのか、一度考え始めたらそのことが頭から離れません。きっとどこかにわたしと同じ考えのママもいるはずだ、とネットで検索することにしました。
しかしネットの情報はさらにわたしを苦しめました。
「断乳は母親の強い意志がないと失敗する」「母親がきちんと断乳させないと虫歯や歯並び、肥満などに影響がでる」「いつまでも赤ちゃんでいてほしいという母親のエゴだ」など、否定的な意見ばかりが目につきました。
わたしの都合でおっぱいを与えていたのだろうか、娘の意思ではなくわたしが断乳したくなかっただけなのか…。
知らないうちに断乳を「失敗」していたことに対するショックと、娘への申し訳なさ、ママとして失格と言うレッテルを貼られたような感覚に落ち込みました。
1度目はなぜ「失敗」だったのか
もう失敗しないために、1回目はなぜ「失敗」だったのかを考えました。
それは母乳が出なくなっているのに、おっぱいを吸わせていたことでした。
娘は水分も離乳食もしっかりとれていたので母乳は必要ありません。おっぱいを吸うことは、食事として、栄養としてではなく、嗜好品としておしゃぶりがわりになっていたのでしょう。
自分の考えの浅はかさを反省しました。そして、断乳する決意をしたのです!
サムネイル:Ushico / PIXTA
もう失敗しないために、1回目はなぜ「失敗」だったのかを考えました。
それは母乳が出なくなっているのに、おっぱいを吸わせていたことでした。
娘は水分も離乳食もしっかりとれていたので母乳は必要ありません。おっぱいを吸うことは、食事として、栄養としてではなく、嗜好品としておしゃぶりがわりになっていたのでしょう。
自分の考えの浅はかさを反省しました。そして、断乳する決意をしたのです!
サムネイル:Ushico / PIXTA