PREGNANCY

【出産・入院準備持ち物リスト】最低限必要なものから、あると便利なものまで

出産入院時、また出産後のために必要なものって結構たくさんありますよね。なにが必要で、いつ頃から準備すればいいのでしょうか? 2人目妊娠中のママライターが、出産準備に最低限必要なものと、用意しておくと便利なものまでを、実体験を元にリスト化しました。

出産準備や入院準備、いつからやればいい?

出産準備、入院準備は「正産期」と呼ばれる妊娠37週0日までにやっておくのが鉄則。9ヶ月(35週)までには終わらせておくと安心です。8ヶ月に入った頃から準備を始めるママたちが多いようです。

出産・入院時、出産後で必要なものを分けておこう

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まず準備する際に、「出産・入院時」に必要なものと「出産後」で必要なものは分けて用意しておくと便利です。

「出産・入院時」に必要なものは1つのカバンに入れ、自分だけでなく家族の誰でも持って行けるように、みんながわかる場所に置いておきましょう。

入院時に最低限必要なもの

入院に必要な書類や診察券など

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・母子健康手帳
・健康保険証
・診察券
・印鑑

この4つは入院するために絶対に必要なものです。出先でなにかあったときでもすぐに対応できるように、外出時に持っているカバンに入れて常日頃から持ち歩くようにしましょう。

ママに必要なもの

・マタニティーパジャマ(前開きのもの)
・授乳用ブラジャー
・産褥ショーツ
・母乳パッド
・産褥パッド
・夜用生理ナプキン(産褥パッドの後に使います)
・腹帯、ウエストニッパー
・スリッパ
・ドーナツクッション(会陰切開したときに使います)
・授乳クッション(授乳時に必要)
・清浄綿(おっぱいを拭くのに必要)
・タオル(バスタオル、フェイスタオル)
・洗面用具(歯ブラシ、歯磨き粉、コップ、ブラシなど)
・洗顔料、基礎化粧品
・ティッシュペーパー
・筆記用具

入院時にママが必要なものは病産院ごとに異なります。
わたしが出産入院した産院は、産褥パッド、母乳パッド、スリッパ、洗面用具、洗浄綿、タオル、ティッシュペーパー、授乳クッションは病院から支給されました。

しかし、支給される消耗品(産褥パッド、母乳パッド、洗浄綿、ティッシュペーパー)はそんなに量は入っていないのでたいてい足りなくなります。自分で追加分を用意して持って行ったほうが安心ですよ。

筆記用具は忘れがちですが、入院すると記入しなければならない書類が複数あります。授乳時間やオムツ交換回数、ママの排泄時間と回数を書く紙などもあるので、筆記用具は忘れずに持って行ってくださいね。

赤ちゃんに必要なもの

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・上着
・長着
・肌着
・バスタオル
・おくるみ
・おむつ
・おしりふき
・おむつカバー
・ガーゼハンカチ(水通ししたもの)

赤ちゃんのものも、病産院によっては支給されるものもあります。我が娘のときは、上着、長着、肌着、バスタオル、おくるみ、おむつ、おしりふきは支給されたので、ガーゼハンカチしか必要ありませんでした。

必ず病産院に必要なものを確認して!

ママが必要なものも、赤ちゃんが必要なものも出産する病産院によって異なります。ほとんど支給してもらえるところもありますし、赤ちゃんのものだけ支給されるところもあります。もちろんまったく支給されない病産院もありますので、必ず入院前に必要なものの確認を取ってくださいね。

出産、入院時に“あると便利”なもの

わたしが実際出産したときに「あってよかったな」「必要だったな」と思ったものをご紹介します。

出産中にあると便利なもの

・500mlのペットボトル飲料を数本
出産中はかなり喉が乾きます。500mlのペットボトルを2本以上は用意しておくといいでしょう。

・ストロー付きペットボトルキャップ
これは絶対持って行くことをおすすめします! 喉が乾いたときに激痛に耐えながらペットボトルから直接飲むのは至難の技です。
ストロー付きペットボトルキャップをつけておけば、自分で飲むときもこぼさずに飲めますし、家族に飲ませてもらうときも飲みやすいので本当におすすめです♪

・タオルハンカチ
出産中はかなり汗をかくのでタオルハンカチを2枚以上持って行くことをおすすめします。2枚あれば、1枚は汗拭き用に、もう1枚は濡らしたり保冷剤を巻いたりしておでこや首に当てておくとかなり体が楽になりますよ◎

・うちわ
わたしは夏に出産したのですが、サウナに入るくらい汗をかきました。冬に出産した友人も出産時は汗だくだったと言います。
分娩室はもちろん冷房は効いていますが、痛みと格闘しているママの体には冷房なんかまったく効かないんです。なので、うちわがあると自分でもあおげますし、家族にあおいでもらうこともできるので、暑さを少しやわらげることができます。

・握れるもの
分娩台についている手すりにつかまるのは本当に力むときからです。それまでの間陣痛に耐えるときに「握れるもの」があるととても便利◎
よくドラマなどで家族の手を握っていますが、わたしは家族の手が折れるんじゃないかっていうくらい握っても握り足りなくて、ベットのシーツやタオルハンカチを丸めて握りしめていました。次の出産のときには握りやすい厚手のタオルや丈夫なぬいぐるみなどを持参しようと思っています。

入院中にあると便利なもの

・大きめのバスタオル
バスタオルは産院から支給されていたのですが、ベッドに悪露の血がつくのが心配だったので自分で大きめのバスタオルを用意してベッドに敷いていました。そのおかげでシーツを汚す心配がなく安心して眠ることができました。

・靴下
意外と忘れがちなのが靴下。暑い季節でも足先は冷えます。冷えは産後のママの体には大敵なので、暖かい靴下を持って行くことをおすすめします!

・薄手の上着
これも冷え対策品です。わたしは真夏に出産しましたが、夜中の授乳や赤ちゃんの体重を測りにナースステーションへ行くときなどは冷房が効いていて肌寒かったりしたので、上着があって助かりました。

・時計
病室に大きな時計がかかっていることが多いのですが、ベットから見づらいこともあります。検温の時間や授乳指導、沐浴指導などの決められた時間に動かなければならないときに、テーブルやテレビ台に置いておける見やすい時計があるととても便利ですよ♪

・小銭と小銭入れ
出産後家族が面会に来るまで、用意しておいた飲み物では足りずに自販機で買うことが多かったので、小銭入れに小銭を入れてすぐ持ち歩けるようにしておきました。いちいち貴重品入れから財布を取り出すのも面倒だったので、小銭入れは大活躍してくれましたよ。

退院時・退院後に必要なもの

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・赤ちゃんの肌着と洋服
・おくるみ
・ママが着る洋服
・入院費用
・チャイルドシート

赤ちゃんとママが退院するときに着る服は必須アイテム。出産準備をしながら、退院するときなに着ようかな、赤ちゃんになに着せようかな、と考えるのも結構楽しいですよ♡

入院費用については、退院前日までに請求書を渡されるかと思います。家族にお願いしてお金を用意しておいてもらいましょう。

産後まもない赤ちゃんでもチャイルドシートは絶対に用意しなければなりません。退院日までに必ず車に設置しておきましょう。ちなみにチャイルドシートやベビーカーなどの購入金を助成してくれる市町村もあるので、購入する前に調べておくといいですよ!

産後自宅で必要なもの

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・赤ちゃんの肌着、上着、長着
・ガーゼハンカチ
・スタイ
・おむつ
・おしりふき
・おむつ用のゴミ箱
・赤ちゃん用寝具
・哺乳瓶
・粉ミルク
・哺乳瓶消毒器具
・沐浴用品(ベビーバス、温度計、ベビー石鹸、綿棒、ブラシ、爪切りなど)

産後退院してから自宅で必要なものも、妊娠中にしっかり準備しておきましょう! 退院してすぐに整えられた環境で生活ができるように、退院日に家族と忘れているものがないか確認しておくと安心です。

ちなみに我が家では沐浴後のヘアブラシと爪切りをすっかり忘れてしまい、旦那に急いで買ってきてもらいました。

しっかりと準備をして、出産や入院時に慌てることがないように♪

前もって出産準備をしておけば、出産・入院当日に慌てることなく病院に向かうことができます。今回紹介したリストを参考に、妊娠9ヶ月までにしっかりと準備をしておいてくださいね♪

サムネイル:msv / PIXTA