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時間をかけずに家事をこなすコツを伝授! ワーママ時短アイディア集

働くママは大忙し。仕事が終わるなり保育園に子どもを迎えに行き、帰ったら夕食の準備。休日は掃除や買い出しに明け暮れる...。「子どもと過ごす時間や一人の時間が欲しい」 と切に願っている方も多いのではないでしょうか? そんなワーママにおすすめなのが、時短家事術。掃除、洗濯、料理など、家事別に時短のコツをご紹介しました。便利な時短家事グッズにも注目です!

買い物の時短術

買い出しはまとめて計画的に

買い物は毎日行くのではなく、休みの日にまとめてするとゆとりができます。

また、一週間分の献立を決め、必要なものをリストアップしてから行くといいでしょう。スーパーは、毎回同じところを利用するようにしてください。

入り口からレジに行くまでのルートを頭の中で描いて、陳列棚順に買いたいものを記せば、買い忘れも減って買い物時間が短縮できますよ。

ネットスーパーや生協を利用する

生協とネットスーパーは、働くママの強い味方。自宅まで届けてくれるので、重いものを運ぶストレスもなくなります。

生協のメリットは、留守でも毎週決まった時間に宅配してくれて、簡単に調理できる時短食材が豊富なところです。お住まいの地域によって利用できる生協が異なるので、入会の前にチェックしてくださいね。

ネットスーパーのメリットは、欲しい食材が比較的すぐ手に入るところです。混雑していなければ、注文してから1~2時間程度で届くことも。

洗濯の時短術

寝る前に洗濯をすませる

洗濯は、朝しなければいけないというわけではありません。寝る前に洗濯機を回し、干してから寝れば、翌朝が驚くほど楽になります。

真夏日は、夜のうちに乾いて、朝出かける前に取り込むなんてことも。

畳み方を工夫する

洗濯ものを畳む時間も、やり方次第で短縮できます。

Tシャツを一瞬で畳む裏ワザを試してみましょう。はじめは少し手こずるかもしれませんが、慣れるとあっという間に畳めるようになりますよ。

家族に協力してもらう

何もかもをママが一人でする必要はありません。夫はもちろんのこと、子どものおてつだいにするのもいいですね。

洗濯ものを畳むくらいなら、小さな子どもでもできるはず。小さい頃からお手伝いをさせることは、社会性を育むうえでも大切です。

畳み方が乱雑だと、几帳面なママは気になるかもしれませんが、そこはぐっと目をつぶるよう努力しましょう!

掃除の時短術

ロボットクリーナーを活用する

掃除機をかけるのは、なかなかの重労働。でもロボットクリーナーを使えば、驚くほど楽になりますよ。

コストを抑えたいなら、1万円以下のものもありますので、探してみてください。

また、アプリで遠隔操作できるタイプもあります。仕事中に「掃除機かけなきゃ」と思い出したとき、便利です。

「ながら掃除」をルーチン化する

掃除は「しなくちゃ」と思えば思うほど、うんざりしますよね。そんなときは、掃除をしている意識を持たずに行う「ながら掃除」をおすすめします。

テレビを見ながら、軽量モップでフローリングを磨く。子どもと遊びながら、身の回りのカーペットを粘着ローラーでコロコロ。

「ながら掃除」をルーチン化すれば、掃除をしているつもりはなくても、いつも部屋が綺麗に保てますよ。

トイレやお風呂は「ついで掃除」

「ながら掃除」同様、「ついで掃除」も時短掃除には欠かせません。

トイレに入ったついでになんとなく掃除、お風呂に入ったついでになんとなくゴシゴシ、といった「なんとなくモード」を心がけるようにしてください。

掃除代行サービスを利用する

掃除は徹底したい! という完璧主義の方は、ロボットクリーナーや「ながら掃除」「ついで掃除」では満足できないかもしれません。

そんな方は、思い切って掃除代行サービスを利用してみるのもいいでしょう。他人に任せるのにはじめは抵抗があるかもしれませんが、慣れれば毎日がすごく楽になりますよ。

料理の時短術

「しない料理」で料理をシンプルに

毎日のご飯作り、本当に大変ですよね。料理があまり好きではないママなら、なおさらなのではないでしょうか。

そんな方には「しない料理」をおすすめします。料理は茹でるだけ、下処理がめんどうな食材は使わない、道具は最小限にして洗い物を作らない。そんな、ちょっとした意識改革で料理をシンプル化しましょう。

鶏肉の下味冷凍を活用する

材料

・鶏もも肉…2枚(500gくらい)
・砂糖…大さじ2弱
・酒…30ml
・みりん…30ml
・しょうゆ…30ml

作り方

1. 鶏もも肉の両面をフォークで刺し、ジッパーつきの袋に入れる。
2. 砂糖、しょうゆ、酒、みりんを入れ、袋の上から揉み込む。
3. 肉同士が引っつかないよう、袋を半分に折って冷凍庫に保存する。

お肉をストックする際は、下味をつけて冷凍しましょう。解凍せずにそのまま焼けくだけで、香ばしい料理の完成です。

解凍の手間が省けるだけでなく、料理にゆとりが生まれますよ。味もしっかり染み込んで、ふっくらジューシー♪

おすすめ時短レシピ集

ひき肉とナスのドライカレー

材料(3~4人分)

・合挽肉…300g
・ナス…2本
・にんにく…1片
・塩コショウ…各少々
・カレー粉(子どもに合わせた辛さで)…小さじ2
・しょうゆ…小さじ1
・サラダ油…大さじ3
・ゆで卵

<トッピング用>
・パセリ…適量
・プチトマト等…適量

作り方

1. なすを1cm角に切り、にんにくをみじん切りにする。
2. 熱したフライパンに油とにんにくを入れ、ひき肉を炒める。
3. 調味料を加える。
4. なすを入れて水気がなくなるまで炒める。
5. お皿に盛りつけ、卵やパセリをトッピングする。

材料を炒めるだけで簡単にできるドライカレーです。ササッと作れるのに、見た目は本格的な優秀レシピ♪ 甘めのカレー粉を使えば、子どもでも食べられます。

ズボラ和風パスタ

材料(1人分)

・冷蔵庫に余ってるもの…好きなだけ
(動画では玉ねぎ…1/4個くらい、ベーコン…50g、きのこ類…100gくらい使用)
・顆粒だし…小さじ1
・水…400ml
・スパゲティ…80g
・しょうゆ…小さじ2
・バター…10g
・塩コショウ…適量
・きざみ海苔(お好みで)…適量

作り方

1. 玉ねぎは薄切りにし、きのこは石づきを取って小房に分け、ベーコンは1cm幅にカットしておく。
2. 鍋に具材、顆粒だし、材料がギリギリかぶる量の水を入れ、強火にかける。
3. 沸騰したら、パスタを半分に折って入れる。
4. 弱火~中火で、かき混ぜながらパッケージの時間通りに茹でる。
5. 水分が少し残っている状態で、しょうゆ、バターを加え、塩コショウで味を整える。

フライパン、お鍋、湯を切るザルなど、洗い物が多いのがうんざりなパスタも、お鍋一つで調理可能! お好みの食材をお鍋に入れて煮込むだけなので、とても簡単ですよ。

包まない餃子&ロールキャベツ

材料

①包まない餃子
・豚ひき肉…200g
・キャベツ…1/4個
・ニラ…50g

<A>
・すりおろし生姜…小さじ1
・すりおろしにんにく…小さじ1
・しょうゆ…大さじ1
・オイスターソース…大さじ1
・塩コショウ…少々
・ごま油…大さじ1

・餃子の皮…20枚
・酒…大さじ3

<タレ>
・しょうゆ…適量
・お酢…適量

<お好みで>
・ラー油…適量
・万能ネギ…適量


②包まないロールキャベツ
・キャベツ…1個
・合挽き肉…400g〜500g
・玉ねぎ…1個
・生パン粉…1カップ
・卵…1個
・塩コショウ…適量
・固形コンソメ…5〜7個(水の量により調整)
 
<スープ>
・にんじん
・じゃがいも
(お好みの野菜でOK)

作り方

①包まない餃子
1. キャベツ、ニラをみじん切りにする。
2. ボウルに豚ひき肉、キャベツ、ニラ、<A>を入れてよくこね、餃子のタネを作る。
3. フライパンにごま油を入れ、餃子の皮を敷き詰める。
4. 餃子の皮の上に、餃子のタネを広げる。
5. タネの上にさらに餃子の皮を並べ、中火で焼く。
6. 下に敷いた餃子の皮に焼き色がついたら、酒を回しかける。
7. フタをして、5分間蒸し焼きにする。
8. 酢じょうゆを全体に回しかけ、お好みで万能ネギとを散らす。
9. 好みの大きさに切り分け、お皿に盛りつける。

②包まないロールキャベツ
1. 玉ねぎをみじん切りにする。
2. 合挽き肉、玉ねぎ、パン粉、卵、塩コショウを手でよくこねて混ぜる。
3. キャベツの芯をくり抜く。
4. くりぬいた穴をスプーンで少しずつ掘り、全体を均一の厚みにする。
5. こねたタネを、穴からキャベツに詰める。
6. タネを入れたキャベツ、野菜、ひたひたになるくらいの水、固形コンソメを鍋に入れ、火にかける。
7. 沸騰したら弱火にし、約40分煮込む。
8. 食べやすい大きさに切り分け、お皿に盛り付ければ完成。

冷凍ものに頼りがちな餃子と、難易度が高そうなロールキャベツも、簡単に手作りすることができるんです。大きなお皿に盛りつければ、見た目もゴージャス! 子どもも、きっと喜びますよ。

おすすめ時短グッズ

シュパット

買い物を袋に詰める時間をぐんと減らしてくれる、魔法のエコバッグ。会計前にレジカゴにセットすれば、シュパッとするだけですぐに帰れる機能的なアイテムです。

時短食材カッター

めんどうな野菜のカットをあっという間に終わらせてくれるカッターです。この動画では、じゃがいも、長ネギ、とうもろこし、にんにく、アボカドの5つをご紹介しています。

キャベツの千切りカッターなども売られていますので、ぜひ活用してくださいね。

時短アルミハンガー

洗濯バサミをつまんで洗濯ものを一つ一つ外す作業も、意外とめんどうだったりします。急いで引っ張りすぎて洗濯バサミが取れちゃった、なんて経験がある方もいるのでは?

このアルミハンガーなら、抱き込んで一気に洗濯物を外すことが可能。雲行きが怪しくなってきたとき、慌てて洗濯ものを取り込む際も大助かりですよ。

モップスリッパ

歩くだけで部屋中の掃除ができる、うれしいスリッパがこちら。珍しいものが大好きな子どもも、きっと喜んで履いてくれますよ。

家事を時短してゆとりのある生活を

子どもは、あっという間に大きくなってしまうもの。かわいい今だからこそ、子どもと触れ合う時間を大切にしたいですよね。

そのための家事時間短縮は重要なこと。子どもとのかけがえのない思い出を作るためにも、時短家事を習得して、生活にゆとりを作りましょう。