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子どもがよく育つ「離乳食」最前線。モグフィって?BLWって?ママタスfamilyママ会#2

ママタスfamilyによるオンラインママ会「chat!chat!chat!」の第2回が、5月14日に開催されました。今回のテーマは「離乳食」。生後7〜8か月のモグモグ期、生後9〜11か月のカミカミ期のママたちが集まり、楽しくトークしました。離乳食を完了した編集部ママたちからアドバイスも♡

>座談会に参加したママタスfamilyメンバー(五十音順)<

井手直子さん(0歳、4歳のママ)
離乳食後期の食べむらがひどく、1日2食しか食べないこともあるから心配。

たあくんママさん(1歳、3歳のママ)
離乳食後期。歯がないので、月齢どおりに食事が進まないことをお悩み中。

ささみさん(0歳のママ)
ようやく離乳食中期に入り、そろそろ量を増やしていきたいと考えている。

編集部・はーちゃん(離乳食完了期のママ)、たま(2歳のママ)

おいしく食べてくれて、 時短できるベビーフードは?

たあくんママさん:時短のために、作った離乳食を冷凍するんですけど、冷凍やけすると食べてくれなくて。冷凍してもおいしくて、そのままあげられる食材があれば知りたいです。

編集部・たま(2歳のママ):うちの子はコーンが好きで、今でもずっと冷凍してます。レンチンしてそのまま食べられますよ。

ささみ:おやきはどうですか? 冷凍できるし、食べさせるのもラクだし。

たあくんママさん:うちの子、おやき食べないんです…。ベトベトが気になるのか、硬くしても柔らかくしても食べなくて。

編集部・たま:食べてくれないものに、好きな味を入れちゃうのもアリかも? うちの子は、フリーズドライのレバーをペースト状にして入れると、何でも食べてくれました。和光堂の『鶏レバーと野菜』いいですよ、わたしはコープで買いました。

和光堂 はじめての離乳食 鶏レバーと野菜(オープン価格/和光堂) 離乳食スタート時期におすすめのフリーズドライシリーズ。1個がひとさじ分で、はじめての一口にぴったり。お湯で溶いてもいいし、おかゆやスープに乗せれば、それだけでごちそうに。

編集部・はーちゃん:うちの子は、7〜8か月のころ、オートミールをよく食べてました。簡単だし、すごく時短になりました。

たあくんママさん:うちもオートミールは好きです。フレークの野菜を混ぜてあげていました。エジソンママさんのフレークだと、お湯ではなく水で溶かせるし、使い切りタイプだからラクなんです。

うまみそのままフレーク かぼちゃ個包装10g×6袋(495円/株式会社ケイジェイシー) 5か月頃から。フレーク状で、牛乳で溶かすとポタージュになる時短アイテム。個包装で一回ずつ使い切れるのがうれしい。たくさん使いたい人には大容量サイズもあり。とうもろこし味も人気。

編集部・はーちゃん:ベビーポタージュもいいですよ。Instagramでフォローしてる人たちが使っているのを見て、セールの時に買うようになりました。

たあくんママさん:ベビーポタージュ、私も使ってます。大人も食べられるくらいおいしいですよね。特ににんじんがおいしくて、よく食べてくれる気がします。

ベビーポタージュ お試しセット クラフト袋(40g)3個セット(1,782円/株式会社Hokkaido Products) 「にんじん、とうもろこし、じゃがいも(インカのめざめ)」または「じゃがいも(インカのめざめ)、とうもろこし、かぼちゃ」の3種が入ったセット。初期はスープ状、中期はペースト状、後期はマッシュ状と水の量によって柔らかさを調整できる。1袋40gの目安は8食分。

ささみ:manmaのシリーズもおすすめ。先輩ママに教えてもらって、さつまいものおじやを使ってます。だしが効いていて、味のよさと素材にこだわっているみたい。

たあくんママさん:お米が入っているから、それで1食になるんですね。時短になりそう。使ってみたいです。

manma 四季の離乳食 さつまいものおじや 他(各500円/株式会社はたけのみかた) 離乳期後期に、お米と昆布ダシのシンプルなおじやを。大人の食事に近づいていけるように微量の塩を使用。野菜のつぶが大きくなり、歯ぐきで噛む練習にも。野菜だけでなく、鯛、鶏そぼろなどバリエーション豊富。

食べてくれない赤ちゃんに♪

井手さん:食べむらがひどく、ひどいときは1日1回しか食べないんです。ペッと出したり、遊びながら食べたりして。授乳をしょっちゅうしているせいかも。

編集部・たま:くわえることができるなら、モグフィっていうグッズが使えると思いますよ。

たあくんママさん:私も、上の子が食べなかったときに、おやつとか甘いのを入れてあげてました。歯がなくても歯ぐきで噛めて、フルーツなども食べさせられるので。すりおろす必要もなくて楽ちんです。

キッズミー 離乳食フィーダー モグフィ(キッズミー/Amazon価格1650円) 細かく切った食べ物を入れると、授乳のようにくわえて食べられる。授乳から離乳食に切り替わるころ、「ご飯を食べてくれない」「スプーンの感触がきらい」というお子さんにおすすめ。自発的に食べられるので「自分で食べたい」という赤ちゃんにも。

量をどのくらいずつ増やせばいい?

ささみさん:中期のモグモグ期に入ったんですけど、とにかく食べた後に「もっとほしい」という感じで泣くので、どのくらいずつ増やしたらいいのか…。

編集部・はーちゃん:私は、食べるだけあげる派。育児書に書いてある量に合わせても、残すときもあれば、足りなくて泣いちゃうこともあって。9か月くらいから、食べ終わって泣いていたら、あげるようにしてます。

たあくんママさん:下の子は、上の子の食べ物をとったりするから好きなだけあげてました。初期や中期は、満腹中枢が発達していないから、食べすぎると吐いちゃうって聞きますけど、後期ならいいかなって。保育園から母乳を減らすように言われて、離乳食を増やしてるっていうのもあります。

保育園の食品リストがなかなか進まない…。

ささみさん:保育園といえば、園からもらったアレルギー対応の食品リストが終わってなくて、園の離乳食を始められてないんです。育児書には「1品につき4日くらい試す」って書いてありますよね…。

井手さん:うちの場合は、野菜はいくつかまとめて、フードプロセッサーでポタージュみたいにして食べさせてましたね。

編集部・たま:私は育児書の通り、1食につき1品。でも特定原材料や酵素が多いフルーツ系以外の、アレルギーが出る可能性の少ない食品はまとめてもいいかもしれないですね。

特定原材料(7品):小麦、卵、乳、えび、かに、そば、落花生

たあくんママさん:私もまだ終わってなくて、連絡ノートに「進行具合はどうですか?」って毎回のように書かれてます(笑)。

話題の手づかみ離乳食「BLW」ってどうなの?

ささみさん:つかみ食べを早くから始めるBLWってどうですか?

BLW:Baby-Led Weaning。赤ちゃんが自分の手で徐々に食べられるようになることを見守る、手づかみ食べ離乳食のこと。目を離さないことが大前提。椅子に座れる、手で食べ物を持って口に運ぶ、といった様子が見られたら開始の目安。

編集部・はーちゃん:最近Instagramでよく見かけますね。手でつかめるように、ペースト状の食べ物はなし。すべてつかみ食べで、テーブルの上はすごいことになりそうですが、赤ちゃん自身が楽しそうなのがいいですよね。

たあくんママ:自分で食べられるから、食べる意欲にはつながりそう。食べ物をやわらかく調理するのは大変かもしれないですね。野菜なら、圧力鍋だとすぐにやわらかくなりますよ。手に持ちやすいように、2〜3cm角のスティック状にするとか。

ささみさん:スプーンを取り上げて自分で口に運ぶようになったので、始めるなら今かなって思いました。

たあくんママ:まずは子ども用のスプーンを持たせるのもいいかも。

ささみさん:そうですね。まずは、やわらかくしたお野菜を、自分のスプーンで食べさせるところから始めてみようかな。

Doddl スプーン・フォーク・ナイフ 3点セット(3,300円/ママタスストアで販売中) 持ち手部分が短いので喉につっかえる心配なし。小さい手の中に収まって「さす」「すくう」の動作ができる。バナナなどを「押し切る」ことができるナイフもあり、食事をもっと楽しんでくれそう。

———時短も気になるし、もっとおいしく食べてほしい。そんなママたちの気持ちが伝わってくる座談会でした!

文・吉田あき

※商品価格はメーカーの都合などで変更される場合があります

※次回のテーマは「寝かしつけ」です。お楽しみに♪
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