BABY & KIDS
ラクになったねんねテクを教えて! 睡眠って大切? ママタスfamilyママ会#3
ママタスfamilyによるオンラインママ会「chat!chat!chat!」の第3回が、5月31日に開催されました。今回のテーマは「ねんね」。子どもが寝てくれないと健康面が心配だし、ママの体力も限界! 眠くなる環境づくりや、入眠儀式のアイテムなど、知っているだけで役に立つ実践的テクニックがぞくぞく登場しました♪
>座談会に参加したママタスfamilyメンバー(五十音順)<
川上陽菜さん(1歳のママ)
夕方に眠くなり、夜は逆にテンションが上がって寝ない。結果、入眠儀式が長くなるのも悩み。
白鳥明日香さん(0歳、2歳のママ)
2歳のわが子が、寝る前に興奮状態になったり、ママに触れていないと眠れなかったりで困っている。
たあくんママさん(1歳、3歳のママ)
夫が寝かしつけをしないので、誰でもできるポイントが知りたい。ねんトレにも興味あり。
編集部・松川(0歳のママ)、柴田(2歳のママ)、たま(2歳のママ)
編集長・岸辺(高校1年生のママ)
眠くなる部屋のポイントは“光”!?
陽菜さん:おんぶをしないと寝てくれないので、お昼寝の時間がいつもバラバラ。おんぶ以外にも、寝てくれる方法があれば…。
松川:おんぶ、大変ですよね。私は、部屋を暗くすると赤ちゃんが寝てくれるって本で読んだので、朝も昼間も部屋が真っ暗なんですよ。窓に遮光カーテンをつけて、光が漏れる部分には、100均で売ってるビニールの防草シートを貼って。そしたら寝てくれるようになりました。
岸辺:へぇ〜。ねんねの本を出している愛波文先生(乳幼児睡眠コンサルタント)も、「ベビーカメラなどのちょっとした光もないほうがいい」って。松川さんも実践してるんですね。
松川:はい。意識し始めたら神経質になってしまって。エアコンの小さな光にも黒いテープを貼ってます(笑)。その代わり、お散歩中のベビーカーみたいに、明るい場所では寝ませんけど。
岸辺:トータルの睡眠時間が足りていればね。
明日香さん:うちも、小さい頃から光が入らないようにしていたので、今でも真っ暗にするとよく寝ます。お風呂の時間になったらもう、電気もテレビも消して。
松川:部屋を静かにするのもいいみたいですね。効果があったかはわからないけど、新生児の時は、テレビやネットを消して、快眠にいいって言われる『ホワイトノイズ』の音楽を聴かせたら、よく寝てくれました。その音楽が流れて誰もいなくなったら寝る、っていう習慣ができていたのかも。
他の家庭はどう? 夫の寝かしつけ問題
たあくんママさん:夫に寝かしつけをお願いしても、途中であきらめるんです。寝てくれないから、結局は本人たちが眠くなるまで遊んでしまって。
陽菜さん:うちも一緒になって遊んでますね。自分では無理だと思っていて、そもそも寝かしつける気がないんじゃないかと…。
松川:私は、抱っこしてゆらゆらするするのを、夫と交代でしてました。子どもをベッドに置くのは夫のほうが上手なくらい。私は全然ダメ。
柴田:へぇ〜。私の場合は、新生児を夫に預けるのが怖いっていうのがあって。夫は寝かしつけの経験がないから、今から任せるのはむずかしいかも。
たま:リフレッシュで夜外出した時に夫にお願いしたら、帰宅してから、もう夜中の12時なのに子どもが起きてたことがあって! もう、ゾッとしました。これは預けられない、もう無理だ、と。たぶん夫もあきらめてると思う。
“ねんねアイテム”が眠りを誘う。ママのパジャマも?
明日香さん:みなさん、そうなんですね。うちの子は、パパが寝かせないというより、ママに触ってないと眠れないタイプ。パパでも眠ってくれるテクニックがあれば…。
松川:『マンガでよくわかる 赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド 0歳からのネンネトレーニング』(かんき出版)っていう本で“ねんねトレーニング(ねんトレ)”をしたんですけど、ねんねアイテムを作るといいとか。
たあくんママさん:上の子が、自分の好きなおもちゃとかお人形をベッドに持っていってましたね。
岸辺:フランスだと、お母さんたちがドゥードゥーっていう人形を持っていて、保育園でも、箱の中に入れてある自分のドゥードゥーを持ってお昼寝するみたい。自分の匂いが染みついていて、ママがいなくても寝てくれるっていう。
陽菜さん:シンガポールにお友だちがいるんですけど、小学校くらいの子が持ってましたね。それがあるだけで、安心するみたいで。
松川:ママの匂いといえば、洗っていないママの服にしがみついて寝る子もいるって聞いたことが。
陽菜さん:そういえば、パパが私のパジャマを着て寝かしつけをしたら成功した…っていうことがありました。これは使えそうですね。
「時間で寝る」生活リズムが役立ちそう
明日香さん:先々で心配なのは、離乳のこと。今は母乳で寝かしつけをしているので、うまくいくといいんですけど…。
松川:先のことですけど、考えちゃいますよね。私は生活リズムを子どもにつけてあげることが大切だと実感していて。ねんねのタイミングを、母乳やミルクではなく、時間で決めるのはどうかなと。
たま:たとえば、どんな感じ?
松川:ここ2か月くらい、夕方5時半になったらお風呂に入るっていうのをやってるんですよ。分刻みじゃなくて、6時でもいいんですけど。息子はお風呂の後がねんねだってわかってるから、お風呂モードになったら、まずは部屋の電気を一緒に消していって、それからお風呂。大人が子どもに合わせる生活だけど、慣れると子どもも大人もラクなんですよ。
教育よりも、まずは睡眠をがんばって!
たま:時間でいえば、子どもの成長のためには早く寝ることが本当に大切だって、岸辺さんから聞いて。夜10時から深夜2時までの間は、熟睡させたほうがいいんですよね。
岸辺:『ドラゴン桜』の漫画でそれを知って。子どもが小さい頃は、とにかく早く寝かせることに、ほんとに必死でした。子どもが寝る時間になったら、テレビも電気も全部消して、静かにして、ほかの部屋も暗くして寝るっていう。私はテレビも観たいし、イヤだったけど、夫のほうが寝る時間には厳しかったから。大きくなってから生活リズムをつけるのは大変だし、今となってはよかったなと。
たま:私自身も、寝ないんだったらまだ遊んでていいか、みたいな甘えがあったと思う。でも、子どもにとって良くないと知っていれば、夫も私も行動が変わるかも。
岸辺:でも、わかるんです。働くお母さんって、教育には意識高いけど、寝る時間には甘いことがわりと多くて。保育園から帰るのが8時前だったら、すぐ10時とかになっちゃうし、子どもとゆっくりできるのはそこしかないから。でも、そこをがんばって!って伝えたい。
松川:私がねんトレを始めたのって、自分たちの時間がほしいっていう不純な理由(笑)。グズったまま8時くらいになるなら、寝かしつけしつけちゃおうと思って。結果的に、ねんトレができてから、心の余裕が出て、私自身のトゲもなくなったというか。余裕があるって大事だなと思いました。
岸辺:大変だけど。ちょっとずつね。
———子どもが寝ないと本当に大変。でもテクニック次第で、もっとラクになれるかも。お子さんに合う方法はそれぞれ違うからこそ、「いろいろ試してみたい」と話すママたちでした!
文・吉田あき
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