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あきえさんに教わろう!!モンテッソーリ的 親のあるべき立ち位置

藤井聡太棋士が幼少期に受けていたことでも知られるモンテッソーリ教育。ビル・ゲイツやマーク・ザッカーバーグを始めGAFA創業者のほとんどが受けていたと聞くと、どんな教育なのかとても気になりますよね。

「お仕事(ワーク)と呼ばれる活動をするらしい」「感受性が高まる時期のことを敏感期と呼ぶらしい」などなど、何となく知っているようでいて、実はあまりよくわかっていない、という人も多いのではないでしょうか。

そこでモンテッソーリ教師のあきえさんに、「モンテッソーリ教育の基本のキ」として、モンテッソーリの考え方を教えていただきます。
第一回目のテーマは「親のあるべき立ち位置」。モンテッソーリでは、親にはどのような役割が求められているのでしょう。

それは、ひとことで言うと『ガイド役』
子どもが自分でできるように、“影の黒子”となってサポートすることです。

親がやったほうが早いから、と先回りしてしまうと、
子どもは「やってみる挑戦」「失敗をする経験」や「失敗を挽回する経験」をする機会を失ってしまいます。

子どもを人格あるひとりの人間として、対等に捉えていくことも重要です。
『存在』に優劣はなく、大人の方が生まれたのが先だから上の存在、ということはありません。少し先にうまれた先輩のようなものなのです。
子どもも大人も同じ『存在』だと捉え、子どものことを尊重して対等な立場で接することから、まず心がけてみてください。


監修 : モンテッソーリ教師 あきえさん
国際モンテッソーリ教師ディプロマ(AMI)。著書に『モンテッソーリ教育が教えてくれた「信じる」子育て』(すばる舎)、『モンテッソーリ流 声かけ変換ワークブック』(宝島社)