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赤ちゃんの初めての絵本 人気おすすめ15選

赤ちゃんに読み聞かせる初めての絵本はどれがいい? おすすめの人気絵本をご紹介! 文字や言葉をまだ理解できない月齢でも、絵本を読み聞かせることで言葉や情緒の発達を促す効果があるといわれています。

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赤ちゃんにはたくさん絵本を読んであげたいけれどたくさんある絵本からどれを選んだらいいのか迷ってしまいますよね。初めての絵本選びにお困りの方に、現役保育士さんがおすすめする絵本や口コミで人気の高い絵本をご紹介します。

ねんね期の赤ちゃんにおすすめ!

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「じゃあじゃあ びりびり」まついのりこ・偕成社

Amazonや多くの書店で大ヒットの赤ちゃん絵本です。水の音は「じゃあじゃあ」、紙の音は「びりびり」と赤ちゃんの身の回りにあふれている音がたくさんつまっています。鮮やかな色使いや、関心を引くような絵の並びで、赤ちゃんの視線をあちこちに動かします。絵本の大きさも、赤ちゃんの手にフィットするサイズ。初めての絵本選びに迷ったら、まずこの1冊から始めてみるのはいかがでしょう?

「しましま ぐるぐる」柏原晃夫・学研プラス

まだ視力がはっきりしない生後2か月ごろの赤ちゃんでも見やすいコントラストの強い配色が特徴の絵本です。赤ちゃんの反応を引き出す「顔」や「しましま」、「ぐるぐる」などのモチーフが使われています。「読んであげたら、こどもが泣き止んだ」「2か月の子どもが絵本を見て笑った」などとSNSで話題になっています。

「うたえほん」つちだよしはる・グランまま社

赤ちゃんと過ごす時間に大活躍するのが歌の絵本! くり返し歌ってあげたいわらべ歌や童謡が26曲収録されています。すべての歌にほっこりするイラストと楽譜がついています。ママの声で優しく歌ってあげることで、きっと愛情が赤ちゃんに伝わることでしょう。1988年発行以来、ロングセラーを続ける人気作品で、贈り物にもおすすめです。

「もいもい」 市原準著・開一夫監修

「東京大学あかちゃんラボ」が、2年もの時間をかけて赤ちゃんが好きなものを研究し尽くして制作されました。実験の中で偶然発見された「もいもい」というキャラクターが、泣いている赤ちゃんの視線を釘付けにすると評判です。

「Sassyのあかちゃんえほん」La ZOO著・Sassy/DADWAY監修

世界中の赤ちゃんとママから愛されている「Sassy」の絵本シリーズ。発達心理学にもとづいてデザインされていて、赤ちゃんの心と脳の発達を促します。赤ちゃんが大好きな言葉もたくさん登場し、何度読んでも笑ってくれると評判のシリーズです。

首がすわり始めた赤ちゃんには

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「いないいないばあ」松谷みよ子・童心社

1967年に発売されて以来、たくさんの赤ちゃんやママに愛されている永遠のロングセラー。「いない いない ばあ」と優しく絵本を読みすすめるたびに、赤ちゃんが笑ってくれますよ。その赤ちゃんの姿を見れば、読み手の大人も思わずにっこり。読み聞かせを通して親子の心の交流を深めてくれることでしょう。赤ちゃんとどんなふうにコミュニケーションをとったらいいか戸惑うママにもおすすめの1冊です。

「もこもこもこ」たにかわしゅんたろう作・もとながさだまさ絵・文研出版

「しーん」「もこもこ」「にょき」。出てくる言葉はへんてこな響き。出てくる絵もなんだか不思議な形のものばかり。でもこれが赤ちゃんから大人まで夢中にさせてしまうという、言葉の響きに魅力あふれる1冊です。「幼稚園や保育園で読んでもらって子供が気に入ったので、自宅用に購入した」や「絵本がボロボロになるほど何度も読んだ」などのレビューの高さが目立ちます。

「ごぶごぶごぼごぼ」駒形克己・福音館書店

鮮やかな色の組み合わせと、大きな丸や小さな丸のシンプルな構成に、「ぷく ぷく ぷくん」「どぉーん」「ごぼごぼ」と耳に心地よいリズムのある言葉の響きが繰り返されます。絵本にところどころ穴が開いていて、赤ちゃんが指を入れてページをめくって楽しむこともできます。見て聞いて触って、赤ちゃんの五感を存分に刺激してくれる絵本です。

「赤ちゃん版ノンタンセット」キヨノサチコ・偕成社

幼稚園や保育園で読み聞かせの定番ともいえる「ノンタンシリーズ」。ノンタンが大好きなお子さまは多いですよね。リズムにのって言葉や表情を楽しんで、いつの間にかノンタンの真似をしちゃうベビー版ノンタンはファーストブックに最適。シリーズで揃えたくなる作品です。

「あー」「うー」と言葉を話始めた赤ちゃんにおすすめ

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「ぶう ぶう ぶう」おーなり由子文・はたこうしろう絵・講談社

赤ちゃんの周りにあふれている「ぶう」という楽しい音を集めた絵本です。唇で鳴らす「ぶう」や、赤ちゃんのほっぺに息を吹きかける「ぶう」。言葉を使ったおしゃべりができなくても、こんなに豊かな会話ができるんだな、と赤ちゃんとのおしゃべりやスキンシップタイムの参考にもなりますよ。

「くっついた」三浦太郎・こぐま社

ページをはさんでいろいろなものがくっついちゃう絵本です。あひるさんの口でくっついたり、ぞうさんの鼻と鼻があわさったり、いろいろな「くっついた」が登場します。「次はどんな『くっついた』かな?」と、ページをめくる楽しみに気づき始めた赤ちゃんにぴったり。最後は 赤ちゃんのほっぺをはさんで、パパとママで「くっついた」! この上ない幸せな時間が味わえる1冊です。

「くだもの」平山和子・福音館書店

身近な存在である果物がたくさん登場します。本物のようなみずみずしい果物の絵が、赤ちゃんとママを魅了します。赤ちゃんは読むたびに食べようと手を伸ばしたり、おくちをモグモグしてみたり。離乳食がはじまって食べ物に興味が出始めたころにおすすめです。

0歳から長く楽しめる絵本

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だるまさんシリーズ「が・の・と」かがくいひろし・ブロンズ出版

保育園や幼稚園でもファーストブックとして利用されることの多い人気シリーズ。「だ・る・ま・さ・ん・が」とくれば、期待されるあの言葉…。でもページをめくると予想を裏切るだるまさんに、赤ちゃんも大人もびっくり笑っちゃいますよ。「次はどうなるかな?」と絵本の世界に引き込まれます。

「おつきさまこんばんは」林明子・福音館書店

コロコロと変わるお月様の表情につられて、赤ちゃんもつい真似をしてしまう絵本です。夜空の深い青色と、お月様のくっきりした黄色が幻想的なイラストも魅力的。夜おやすみ前に読んであげたら、ママも赤ちゃんも優しく穏やかな気持ちで1日を終えることができそうです。

「がたんごとん がたんごとん」安西水丸・福音館書店

男の子のママに絶大な人気をほこる1冊。「がたんごとん がたんごとん」と汽車がはしるたびに、「乗せてくださーい」と声が聞こえてきます。登場するのは哺乳瓶やスプーンにりんごと、赤ちゃんの知っているものばかり。「がたんごとん」の心地よいリズムのくり返しが赤ちゃんに安心感を与えてくれます。

いかがでしたか? たくさんの素敵な絵本との出会いが、赤ちゃんのすこやかな成長の助けとなるはずです。読み手となるママやご家族と、赤ちゃんのこころの交流が深まり笑顔の時間が増えますように。

画像(商品画像を除く): pixta