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外遊びでもスポーツでも!夏に気をつけたい子供の水分補給
今年は猛暑が続いていますが、まだまだこれからが夏本番! 旅行やプール、イベントなど外で遊ぶ日も増えますよね。そんなとき熱中症予防のために気をつけたいのが「水分補給」です。お子さまは熱中症のリスクが高いだけでなく、自分自身で水分摂取や体調に気を配ることが難しいので、大人がサポートしていきましょう。
熱中症は屋外だけじゃない?!
「熱中症」と聞くと、屋外の日なたを想像するかもしれませんね。実は、気温の高さや日差し以外にも、熱中症の危険を招く環境条件があります。例えば…
・風が弱い
・湿度が高い
・熱いものの近くにいる
家にいるときや体育館など室内で活動しているときでも、こまめな水分補給や室温の管理、涼しい場所での休憩など、熱中症予防に気を配るようにしましょう。
夏の水分補給は〇〇が欠かせない
熱中症予防に欠かせない水分補給。喉の渇きを感じたときには、すでにカラダの水分が2%も失われてしまっています。喉の渇きを感じる前に、こまめに水分補給を行うことが大切です。
また、夏はたくさん汗をかきますよね。汗を舐めるとしょっぱいですが、これは水分だけでなく、ナトリウムなどのミネラルも含まれているからです。
夏の水分補給では、汗で失う「ミネラル」と、水分の吸収を促進する「糖質」を含む飲料を選ぶとよいでしょう。
水分補給に適した飲み物、飲み方は?
そこで、水分補給におすすめの飲み物は、スポーツドリンクやミネラル入りの麦茶です。スポーツドリンクはそのままでは濃すぎるので、水で薄めるとカラダへの吸収速度が高まると言われています。
また、飲み物が吸収されやすい温度は5℃〜15℃。暑い日には氷を入れた冷たいものが飲みたくなりますが、冷蔵庫から出して少しおいたくらいが適温です。水分補給では、飲み物の種類とともに、温度にも気を配れるとよいでしょう。
水分補給は食事でもできる?!
水分補給というと飲料をイメージしますが、実は、食事やおやつからもできるんです。
おやつの時間に牛乳や100%ジュース、スイカなどの果物を取り入れるとよいですね。また、食事に汁物をつけるのも◎ 夏は少し濃い味付けにすると、汗とともに失われたナトリウム(塩分)が補給できます。
子どもたちはカラダが小さいですが、汗をかく量も多く、実は大人以上に水分が必要だと言われています。
飲み物、食事、おやつなど1日の生活を見守り、上手な水分補給で、暑い夏も元気に乗り切りましょう!
画像: pixta