BABY & KIDS
カラダの基礎づくりは食事から!スポーツキッズの食事のポイントとは?
習い事として人気のある「スポーツ」。お子さまには思いっきりスポーツを楽しんで、成長の糧にしてほしいですよね! そんなスポーツキッズを見守るママたちの悩みのひとつは「食事」。普段の食事となにか変えるべき? スポーツをする前と後ではどちらに食べさせるのがよい? など気になるスポーツキッズの食事の基本をご紹介します♪
スポーツキッズの食事で1番大切なことは?
まず、普段のお子さんの食事を思い返してみましょう。好き嫌いをしたり、お菓子ばかり食べたりしていませんか?
スポーツキッズは、日常生活を送るために必要な栄養素、成長するために必要な栄養素に加え、「スポーツをする分」の栄養素も必要になります。
ごはんも肉や魚も、野菜も好き嫌いせず、1日3食しっかり食べることが大切です。なかなか食事が進まない子や1度にたくさん食べられない子は、補食で補うようにするとよいでしょう。
カラダ作りは朝食がカギ!
毎日欠かさず、朝食をとっていますか? 朝は忙しく、ゆっくり食事の時間を確保することが難しいかもしれませんね。
それでも、スポーツキッズにとって朝食は欠かせないもの。1食欠けてしまうことでカラダに届けられる栄養素が減り、必要量を満たせなくなってしまいます。
また、朝食は集中力アップや体温上昇など、カラダが活動するためのウォーミングアップとしても必要です。
例えば、具だくさんのスープやそぼろ、茹で野菜などを作り置きしておいて、時短で栄養ごはんに仕上げるなど、朝食がとれるように工夫してみましょう♪
スポーツ前はエネルギー補給、直後はたんぱく質を
3食の食事のほかに気になるのが、スポーツ前後の補食ですよね。
スポーツをする前にはエネルギー源になるものを食べさせてあげるとよいでしょう。カラダを動かし始めるまでの時間にもよりますが、おにぎりやバナナ、ゼリーなど消化に負担のかかりにくいものがおすすめです。
また、スポーツの後は素早い栄養補給がカギになります。スポーツでエネルギーを使い切ってしまうので、おにぎりやカステラなどエネルギー補給のできるものを補食としてとれるとよいでしょう。
さらに、カラダはスポーツで傷ついた筋肉の補修をしようとするので、たんぱく質の必要性も高まります。スポーツの後30分以内に、エネルギー補給と合わせて、たんぱく質を含む牛乳やヨーグルトなど手軽に食べられるものをプラスするのがおすすめです。
夕食は、バランスの良い献立と疲労回復に期待できる食材を
スポーツをして帰ってきたら、栄養バランスのよい食事が必須。特に、ごはんなど炭水化物を多く含む主食と肉や魚、大豆製品などのたんぱく質を含む主菜が重要です。
さらに、夕飯では疲労回復も意識した食材を選んであげましょう。例えば、豚肉や大豆製品に多く含まれるビタミンB1は疲労回復に効果が期待できます。
また、たまねぎやニラなどに豊富な硫化アリルを合わせると、より効果が高まります。
夕食はスポーツ後1時間以内が理想です。帰ってきたらなるべく早く夕食がとれるようにしてあげてくださいね。
さいごに
スポーツキッズにとって、食事はとても大切な役割を果たしています。
「白いごはんは早く走るためのパワーになるよ」「お肉を食べたら強くなれるよ」などの声がけをすると、子どもたちがスポーツをするために食事は欠かせないものと認識できて、食べる意欲につながるかもしれません。
お母さんも忙しい毎日でなかなか完璧に整えるのは難しいですが、できそうなことから少しずつ、スポーツのための食事を始めてみましょう♪
画像: pixta